お隣ブログ

日々の駄文です。

格ゲー同担拒否

どうも。誕生日を迎えたのにグラブルからしかおめでとうと言ってもらえなかったお隣です。真の仲間は空にいる!

 

さて、それはいいとして(よくない)

最近はKOFという格ゲーにハマっています。

あの3人キャラ選んで1チーム作るという、ストリートファイターに次ぐ歴史を

持つあれですね。

 

で、僕は誘われて始めた後発だったので周りの人とキャラが被らないように気をつけました。

やっぱりせっかくいっぱいキャラがいるゲームだから周りの人にもいろんなキャラと対戦して楽しんでもらいたいなっていう思いがあっt・・・

 

全 て 嘘 だ

 

俺はそもそも格ゲーにおいては同担拒否である。

鉄拳でランクマやっててもミラーマッチなどもっての外。

なまじ「ランクマで極力逃げない」という変なポリシー持ってるだけに同じフェン使いなどに当たると

「俺は逃げん。逃げんから頼む!アンタが逃げてくれ!!!」

と祈るばかりである。

 

なんていうか同キャラ対戦てつらい。

まずお互いがお互いの戦法や弱点を知り尽くしてるのがつらいし、

負けた時なんの言い訳もできないのが何よりつらい。

「ああ、俺の人生はこいつより格段に間違っていたんだ・・・」

ていう気持ちになる。

 

というわけでKOFでも周りの使用キャラとキャラランクを目を皿のようにして

見ながら「被らないかつ強キャラ」を探していった。

 

そして出た結論が「庵・クーラ・ジェニー」である。

キャラランク見ても全員上位。そして誰とも被ってない!

 

そうして始まった俺のKOF生活!開始一週間ぐらいで変化が起きた。

 

周 り の 奴 ら が 庵 を 使 い

始 め た

 

俺のプレイを見て興味をもったのか見てられなかったのか。

ちらほら庵を使う奴らが現れはじめた。

 

「オイ!なに庵つかってんだよ!!??庵は俺のモンだろ!?」

 

俺は言った。心の声でなく、実際に声を出して言った。

 

返ってきたのは

「ハァ?庵は誰のモンでもないだろ。俺が本当の庵見せてヤンよ」

という回答である。

あまりの正論に俺は声を失った。

「そうだけど!そこはそうなんだけど!!!!うっうう・・・ううう~!!!!!」

俺は遠藤に裏切られたカイジのような声を出しながら床を転げまわった。

 

思えば格ゲーで自分のキャラやアイデンティティを主張するのってすごく難しい。

みんなどうやっているのだろうか?

 

例えば、面識がなくて恐縮だが

「新宿ジャッキー」や「板橋ザンギエフ」というプレイヤーがいる。

言わずと知れた「土地名+キャラ名」というプレイヤーネームの代表格だが

当時、新宿や板橋に他のジャッキー使いやザンギエフ使いがいなかったとは思えない。

 

「俺だって新宿のジャッキー使いなのに・・・」

 

「俺だって板橋のザンギエフ使いなのに・・・」

 

というプレイヤーは山ほどいたはずである。

そんな中から彼らはどうやって

「お前らが新宿ジャッキーで板橋ザンギエフだ!」

と認められていったのだろうか。

 

可能性は3つ。

 

①たまたま他に同じ名前を名乗るものがいなかった

シンプルだがこれが一番可能性高いだろう。

ご本人が最初にその名を主張して、周りは「じゃあ俺は違う名前で・・・」

と譲っていった形。

そしてのちの戦果でそれぞれの名前が大きくなっていった。

 

②新宿ジャッキーも板橋ザンギエフも他にいたが淘汰されていった

次に可能性が高いのが、他にもいた、いたけど格ゲー力の差により

「新宿ジャッキー名乗ってる奴他にもいるけど、あいつが本物だよ」

「板橋ザンギエフといえばアイツ」

となっていった形。

これだと弱い方は改名せざるをえない。

 

③新宿ジャッキーや板橋ザンギエフを決めるトーナメントが行われた

とあるゲーセンに新宿ジャッキーや板橋サンギエフを名乗る全員が集められ

トーナメントが行われた。バキの大擂台賽編と同じシステムである。

それぞれの優勝者が

「今日からお前らが新宿ジャッキー、板橋ザンギエフを名乗れい」

と認められた。

こうなると名前というよりはもはや称号である。

 

そろそろ怒られそうなので妄想はこれぐらいに留めるが、

当時の格ゲー熱を考えると、キャラと土地を名前に背負い、しかもそれを周りに認めさせるというのは大変な偉業である。

 

そんなことを思えば俺がいおりんをとられたのは仕方がない。

俺にいおりんを主張する力がなかった。

 

来る鉄拳8では

「フェン使いと言えばお隣。もうフェン使うのやめとこ」

とか言われてみたいが、俺の恋にはあまりに敵が多い・・・

 

PS(新宿ジャッキーさん板橋ザンギエフさんごめんなさい・・・)

(終わり)