お隣ブログ

日々の駄文です。

十三機兵防衛圏(ネタバレ有り)

最近のゲーム評価は

 

やれ「ステマだ!」

 

やれ「アマゾンレビューボロクソだ!」

 

やれ「ファミ通40点だ!」

 

で、もう何を信じていいのやらわからない人も多いと思います。

皆さんこんばんは。すぐネットに騙されるお隣です。

 

さてそんな中で今も昔も頼りになるのは勝手知ったる友人・知人の実際のプレイ感想・・・そう、「口コミ」でしょう!

 

口コミ戦闘力が高いゲームは信用できます。何よりツイッターなどでリアルタイムに楽しんでる様が伝わってくる作品を見るとどうしても気になってしまいます。

 

そんな中で最近ズバ抜けて口コミによる伝染力が高かったのが「十三機兵防衛圏」でしょう。

やったことはなくとも、「何度も名前は耳にした」「気になってる」という方は多いと思います。

今回僕もとうとう我慢できずに買ってしまいました。

そしてクリアしました!

 

とうわけでプレイしたうえでの僕の感想をブログにしたためたいと思います。

 

ネタバレ全開となりますので、未プレイの方はここで引き返してください。

 

 

よろしいか?

 

 

引き返されたか?

 

 

では始めます。

 

 

十三機兵防衛圏は

「13人の主人公達がある日自分たちの未来が「D」という謎の怪物に襲われることを知り、タイムスリップ能力を持つ「機兵」という巨大ロボットを駆使して、過去や未来に何があったのかを究明しながら、1985年を守る」

 

というのが表向きのストーリーで

真相は

「人類が滅亡して2000万年後の世界。主人公たちが「世界」と思っていたものは

巨大な宇宙船の、しかも電脳世界。タイムスリップなどは実はしておらず、電脳間の

過去や未来を移動しているだけだった(なので過去で何をやっても未来に影響はない)

宇宙船は最後に残った人類(のデータ)を第二の地球たりえる場所に到着すると、クローニングを開始し、新たな人類として15人の少年少女が大地に降り立つまでの物語」

になります。

僕も話が難しくて完璧には理解できていませんが、こういうことだと思います。

主人公達が機兵のコックピットと思っていたものが「現実」で保育器だったんですね。

 

なんともはや壮大かつ大上段から振り下ろしてくると見せかけて銃で撃ち殺してくるようなびっくりストーリーでした。

プレイしながら「こうかな?こういうことなのかな?」と考えていた事が終盤次々と答え合わせされていくのがとても楽しかったです。

自分の最終予想的中率は・・・ざっと50%・・・というところでしょうか。

大きな謎かけだけでいうと

・タイムスリップはしておらず、巨大な各時代の映画セットのようなものを移動してるだけ(的中)

因幡はデコメガネ(的中)

・BJの正体はミウラ(外れ。誰とも思っていなかった)

・世界は電脳世界(大外れ。どこかの星を5つ地球化させて、その星の間をテレポートしてると思ってました)

・Dの正体と目的(これまた大外れ。「本当の地球」から「レプリカの5つの地球」を乗っ取るために送り込まれた破壊兵器と思っていました。実際は人類に絶望した東雲博士が電脳世界内人類を滅ぼすために送り込んだプログラム)

・426は悪い奴(外れ。いい奴だった)

・柴くんは悪い奴(無論外れ。いい奴だった)

・美和ちゃんは悪い奴(超外れ。ただのふとましい幸せな日常の象徴だった)

てなわけで50%どころじゃないですね。だいたい大外れでした!くそ!!!

 

ストーリーについてはざっとこんな感じですが、最後に各主人公達について語りましょう。あまりに長くなるので好きな順にランキング形式で一気にいきます。

 

1位:デコメガネ

メガネ・おさげ・小さいと俺の好きな要素をふんだんに取り入れた魔女。

時代によってメカになったりアイドルになったり大変な人生を送る。

 

2位:なっちゃん

ブルマ少女。むしろこいつにブルマをはかせるのが目的で1985年だったのではないかと勘繰っている。明るくてかわいい。BJとセットで愛でたい。

 

3位:緒方

不良。ツッパリ・リーゼント・関智。デコメガネが大好きなので俺も大好き。

オリジナルの敷島財閥御曹司の方もかっこいい。

 

4位:ひじやまさん

帝国軍人。小銭を漁り、焼きそばパンを買うことで運命を変える男。

このゲーム全員誰かとくっつきますが、彼は男である沖野君と結ばれるあたり性に寛容になった現代を感じます。

 

5位:三浦(ミウラ)

帝国軍人その2。真面目で実直なとこがとても好き。

彼の評価はBJと妹の最期の「にいちゃん」に凝縮されてます。

 

6位:鷹宮さん

セーラー服・不良・小清水。実質キルラキルである。

竹を割ったような性格が好感がもてる。なっちゃんを好きなのは遺伝子レベルだった。

 

7位:しののめさん

包帯美少女。このゲーム結論だけを言えば悪人とかラスボスはいなかったわけですが、強いて誰が悪かったかといえば彼女でしょう。一応元凶(オリジナルが)

 

8位:冬坂さん

たまにパンツ見せてくれるクラスメイト。幼女から巨乳の保険の先生、未来の工作員、老境に入った博士までおそらく最も多彩な演じ分けを要求された人。声優さんすごい。

 

9位:薬師寺さん

メガネ・黒髪ロングとこれまた俺の好きな要素をつめこんだ人。主人公中の主人公である十郎とくっつくのでいちおうメインヒロインと言えるだろうか?しっぽこみで愛でたい。

 

10位:十郎

この場合は鞍部十郎と和泉十郎と分けて、鞍部だけで判断してこの順位です。

彼にしか見えない柴君が好きなのでそのへん含めるともっと上です。

 

11位:網口君

これまた網口君単体だとこの順位かなと。井田鉄也というどこか屈折した男まで含めるとまた評価変わります。ユキちゃん一直線だけどデコメガネに1ミリも反応しないのは運命の悪戯。

 

12位:ごうとニャン

主人公たちの中で唯一「真相」のほぼ全てを把握している者。必然的に彼の物語は終盤の「種明かし」が全て。美和ちゃんの猛烈アタックに困る姿が好き。

 

13話:えいくん

前世は殺し屋関ヶ原。最終的に前世で殺す森村(冬坂)と結ばれるのはなんたる奇縁か。めちゃくちゃ目立つ未来バイクで街中を疾走するイケメン。

 

形式上無理やり1位から13位までつけましたが、登場人物みんな好きです!!!(フォロー)

すれ違いはあれど一人も悪い人はいなかった、というのも印象的でした。

あとタイムスリップもの(厳密には違うけど)である性質上、キャラクターたちはかなりいろんな年齢や「違う自分」に分岐していったわけですが、それらを見事に全部演じきった役者さん達の力もこの作品では大きかったように思います。

全員誰かとくっついていて、それが違う可能性の自分だったりするのも面白いですね。

・デコメガネ×緒方

なっちゃん×ミウ

・ひじやまさん×沖野君

・鷹宮さん×網口君

・しののめさん×ごうとにゃん

・冬坂さん×えいくん

薬師寺さん×十郎(鞍部)

・井田鉄也×因幡(デコメガネ)

・十郎(和泉)×森口先生(冬坂さん)

ざっとこんな感じでみんあ幸せ!!

 

 

さて長くなりましたが僕の感想は以上です。

すごく面白くていい作品だったので広めたいですが、話の謎部分が肝のために

内容に触れず「とにかくやれ!!!」としか言えないところが本作の欠点です。

 

 

とにかくやれ!!!!!!!!!

 

(終わり)