お隣ブログ

日々の駄文です。

『勝って当然』

鉄拳8発売から約2か月半。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

なんとかフェンは弱いという風潮になりませんかの会代表のお隣です。

つれー。最強キャラ言われるのつれーわー。

 

さてアプデでどんなおしおきされるのか不安で夜も眠れない日々ですが、皆さんはこんな噂を聞いたことはありますでしょうか。

 

「お隣さん鉄拳は強いらしい」

 

結論からいうと「スト6とかソウルキャリバーとか他格ゲーに比べると比較的マシ」

というだけの永遠の中級者なのだが鉄拳8発売当初はそういうことを囁かれることが多かった。

もちろん言ってた人達もそこまで本気で言ってたかというと疑問だがそれでも、それを聞いて俺は、正直、正直なところ、

 

まんざらでもなかった

 

だって今までの格ゲー人生で強い人扱いなんてされたことがない。

やれパナシ野郎だバッタ野郎だ1面のボスだと言われ続ける人生だった。

素直に「こりゃ気持ちええわい!」と思った。

 

ところがいざ鉄拳8が始まると変な重圧が俺にかかった。

普段気のいい奴らがニヤニヤしながら「お隣パイセ~ン!ちょっと胸貸してくださいよ~www」とか言いながら全力で俺を狩ろうとしてくる日々が始まった。

俺は勝って当然。むこうは負けても「まだ『今日は』パイセンには勝てねぇかwテヘペロ

という地獄のような空気。常にリスクマッチを強いられた。

 

上等だこの野郎!俺は鉄拳7をやりこんだ!このあたりで誰が辞めても一人ランクマを擦り続け鉄拳神まであがったのだ!我は神!神なのだ!!!

 

と意気込んで大会に出場した神は2回戦でキングに投げを全部通され一回も投げ抜けできずに敗退した。

「負けたのだ~」とずんだもんのようになった神はアヘ顔ダブルピースをして泣きながら帰った。

 

こうして「お隣さん鉄拳は強いらしい」という噂は「そんなでもない」ということで収束を迎えた。短い祭りだった。

 

さてそんなこんなで今回俺が言いたいのは

 

「強いて言われるのも実はけっこうしんどいんじゃね?」

 

ということである。もちろん人間侮られるのは辛い。パナシだのバッタだのbotだの画面見てないだの風雲お隣城だの言われて気分のよい人間は皆無だろう。

ただそれはそうとしても「勝って当然」ていう空気を毎回作られてる人間も実は同じくらい辛かったりするのではないだろうか?

 

その究極がプロだと思う。

言ってしまえば「私は強いです」ていう看板を掲げて歩いてるようなもので、そんじょそこらの奴には勝って当然。惨敗しようものなら「プロってなに?」と存在意義から問われかねない生き方である。

仮に俺が何かの間違いで昇竜拳が全部当たってウメハラに勝利しようものなら「#鬼拡散希望」というハッシュタグをつけて全力で自身の勝利を周りに喧伝するだろう。

実際それに近いことはいくらでもあったんじゃなかろうか。

 

そう考えると大体の格ゲーで下手くそ代表の俺も思い返せば無意識に相手にリスクマッチを押し付けてきたことが何度となくあると気づいた。

自身の事は下げ負けても何もなくノーリスク。万が一にも勝てば鼻高々で語る。

うむ、なかなかの立ち回りである。今後気をつけねばなるまい。

 

さてそろそろ結論だが、人間上げられすぎても下げられすぎても辛い。

なのでこれから俺と対戦する人は

「お隣さんて強くも弱くもないですね~」

「フェンも強くも弱くもないですね~」

という感じで来てほしい。

そして俺が負けた時には

「大丈夫ですか!?今日体調悪かったですかね!?そんな日もありますよ!!」

といい感じに気づかいしてほしい。

姫プを要求する。

 

(終わり)

 

 

 

 

鉄拳8残り8枠予想

どうも。いまだに鉄拳8で自キャラのフェン・ウェイの参戦が発表されないこととアーマードコアのせいで眠れない夜を過ごすお隣です。

選挙速報で周りがどんどん当確してるのを聞く立候補者(無所属)の気分です。

バンナムさん僕もう耐えられない。

 

複数キャラ使いが有利なのは大会で被せとかできるからだけではない。

新作が出た時受けが広いのもあるだろう。

俺のような1キャラしか使ってこなかった人間は持ちキャラが来なかった時につぶしがきかない。

発売日が来てもフェンがいてくれれば

「通行人はどいてた方がいいぜ!今日この街は戦場と化すんだからよ!」

みたいなテンションで挑めるのだが、いなかったら一生ワンツーローを擦るレオbotが獣段あたりに誕生することだろう。

 

さて、ついに1月26日という発売日と開幕32キャラという枠が発表された鉄拳8。

今まで発表されているキャラは以下の通り。※()内は初登場ナンバリング

 

・仁(3)

・一八(1)

・準(2)

・ポール(1)

・ロウ(1)

・キング(1)

・ラース(6BR)

シャオユウ(3)

・ジャック8(1)

・ニーナ(1)

・飛鳥(5)

・リロイ(7)

・リリ(5DR)

ファラン(3)

・ブライアン(3)

・クラウディオ(7)

・アズセナ(新)

・レイヴン(5)

・吉光(1)

・スティーブ(4)

ドラグノフ(5DR)

・レオ(6)

・シャヒーン(7)

・クマ(1)

 

多少内部的にはコンパチになったり二代目になったりしてるキャラもいるが概ねこうである。

以上の24キャラが当確しており、残るはあと8枠。

この8枠をガチで予想しようというのが今回の趣旨である。

俺と同じく自キャラの発表がなく悶々としてる人達のことを思うと気がとがめないじゃないが、忖度なしのランキング形式で予想するぞコノヤロー!!!

 

第1位・第2位「新キャラ」

身も蓋もないことをいうがまず一番可能性が高いのが「新キャラ」である。

今のところ完全な新キャラと呼べるのがアズセナしかおらずあと最低2人は新キャラが

いると予想されるので1位2位はこうさせていただいた。

しかもこれは鉄拳8の顔的な雰囲気もある準をどう解釈するかでまた変わる。

準は鉄拳2で登場し、その後技を飛鳥に継承したキャラだが厳密には鉄拳TT2にも

いるキャラである。準を「新キャラ」扱いにするならあと2枠。しないならもしかしたら新キャラが3枠来る可能性すらある。

 

第3位「フェン」

アンタ忖度なしって言ったじゃないか!と石を投げられそうだが忖度なしで俺の中ではフェンがこの順位なのである。

なんだかんだ登場以来皆勤賞でプレイアブルキャラ。

最近は7終盤で強すぎたとか異世界いったとか好き放題言われていたがそれもこのキャラの人気ゆえだろう。

何より鉄拳シリーズのプロデューサーで知られる原田さんの持ちキャラというではないか!

これでフェンを出さないのであれば鉄拳開発チームに原田さんに対する翻意あり、謀反の恐れありと言われても仕方ないだろう。

 

第4位「エディ」

なんのかんのでいるのじゃないだろうかわからん殺し界の王子様。

わからん殺しのみならずその変えの利かない独特の操作性とゴキブリも真っ青の高速バクステは通のみならず熱い一大派閥を築いてる気がしてならない。

ただしエディにはクリスティという女体化コンパチキャラがいるのでこちらがこないとも限らない。

 

第5位「アリサ」

まあいるんじゃないの第二段。ラースと同じ6BRデビュー勢。

片方がいるのに片方が後ろに回されるのは開発の心情的にももやるのではなかろうか。

使い手も多い気がするし見た目と動きのインパクトもあるキャラである。

世紀末的な雰囲気な鉄拳8にも戦闘ロボであるアリサはマッチするのではないだろうか。

 

第6位「クニミツ」

ここらで俺の大博打予想である。こいつちょっとありえるんじゃなかろうか?

結論から言うと人気が出すぎた。かわいい・くのいち・早見沙織とオタク一本釣り猪鹿蝶という感じだがとにもかくにも二代目転生に大成功したキャラである。

しかもキャラ性能も高く競技シーンでもよく見る。

ただしまずは吉光いることだしプレイアブルにいるのは違和感のあるキャラだというのは間違いない。だが開幕と言わずとも早めに登場させたいキャラではないだろうか。

 

第7位「ジュリア」

もういっちょ迷ったがねじこんだ!

森林を守る戦士→大学生→学者→覆面レスラー→ストリーマー!!!

鉄拳界の迷い人、もはやストーリーがブレブレなのがブレない女・ジュリアちゃんを7位にさせていただいた。

だいたいにおいて強いし人気もあるキャラである。初代キャラ重視の今のラインナップを見ても入っててもおかしくない。

ただしこいつも正直「次は何やってるんだろw」とある意味後ろに回したほうが面白い感じのキャラになっているのも事実。そこが不安要素である。

森林の再生より動画の再生の方が大事そうになった今、アイドルやってる可能性ワンチャンあると思います。

 

第8位「平八」

レイヴン「ヘイハチ ミシマ イズ デッド」

テッケナー「へーそうなんだー!!!」

もはや誰もその死を信じておらずネタか前フリとしかとっていない。

「やまちゃんはやめへんでー!!!」と大差ないということで平八ランクインである。

「さすがに死んだと言った以上プレイアブルは図々しいのでは!?」

という意見は聞こえてきそうだがこの記念すべき鉄拳「8」というナンバリングにあの男がエントリーしてないなんてことありえるだろうか?

俺はプレイアブル発表最後の一人が平八なんじゃないかと踏んでいる。

というわけでここでも八にちなんで8位にしてあげた。

 

以上が俺の予想である。やや固く攻めずに大穴ぎみに予想してみたがいかがだろうか!?

ちなみにざっとではあるが選外した者達の理由も書いておくことにしよう。

・アンナ(姉がいるから。姉が出てから妹。姉が出てから妹)

・アマキン(ある意味キングより人気ありそうだがさすがにキングと同時はなさそう)

・ボブ(少し玄人好みか?いてもおかしくないが後ろに回しても許されそう)

・デビ仁(正直いそうな気はする。遅くてもシーズン2までには来る)

・エリザ(実はいてもおかしくないがプレイアブルはないか?いつか出そう)

・カムラム(ランクマで全く見なくなった。みんなこいつの体だけが目的だったんや)

・ガンリュウ(なんか開幕にはいてほしくない)

・ギガース(ジャック8に技吸われたとか聞いた)

・ジョシー(個人的には少しあざとすぎたか?ブルースに転生してきそうではある)

・カタリーナ(キャラが渋すぎたかも。開幕という感じはしない)

・一美(奥ゆかしい太古の日本女性なので平八のあとを3歩遅れて来ると思います)

・リー(むずきゃら。かっこいいけど開幕には・・・?)

・レイ(元祖わからん殺し。開幕覚えることの多さを考えるとカロリーが高いか?)

・リディア(正直超いそう。わりと早い段階できそう)

・ラッキークロエ(なんだかんだ熱烈なファンが多く使い手も割といる。注意)

マードック(開幕32キャラに入ってるとちょっと大変そう。対策必須キャラ)

・ミゲル(不良なのに案外鉄拳は真面目にやらないとらしい。渋すぎるか?)

・ザフィーナ(むずいしやはり覚えるカロリー高いので後ろに回したいのでは?)

 

さてだいぶ好き勝手かつ横柄に書かせていただいたが以上である。

どの目が出るかは発売日が迫るまでわからない。

明日の朝刊に俺の死体が載ってたら犯人はテッケナーということだけは明記しておく。

 

(終わり)

 

 

 

強さ比べとわからん殺し

どうも。隣の部屋の人から「夜中にゲームしてるのうるさい。あといびきもうるさい」と苦情をいただいた最悪の隣人・お隣です。

美の貴公子たる俺のイメージが崩れると思って黙っていました。すいません。

起きててもうるさく、寝ててもまさかうるさかったとはさぞかし択の太いガー不連携だったことでしょう。

苦情を受けて以来、極力夜中にゲームしないようにしてフレとの通話も小声でしゃべるようにしてましたがいびきの方はどうにもなりません。

毎夜

「えいや!俺は今からいびきをかかずに寝るぞコノヤロー!!!」

と気合を入れて寝てるのですがいかんせん気を失っているので精神力の及ぶところではありません。俺は引っ越しを決意しました。

次にお隣が引っ越してくるのはあなたの隣の部屋かもしれません・・・

 

夏の怪談じみてきましたが今日したいのはそんな話じゃありません。

 

「格ゲーにおける強さとは何ぞや⁉」

 

てことです。

こう書くとまた「夏か・・・」て思われそうですがまあ聞いてください。

俺は最近思うんです。

「俺は今まで格ゲーで勝つとき相手より強いから勝ってたんだろうか?」と。

 

例えば俺が鉄拳で10戦して8-2ぐらいで相手を圧倒したとしましょう。

その場合俺は「相手より強い」ように見えるし事実そうなのかもしれませんが

どうにもそんな気がしない。

それがなぜかって考えたら俺は、いやもしかしたら俺だけじゃなく8割ぐらいのプレイヤーは「わからん殺し」をしてる気がするんです。

「強い・弱い」の基準で戦っているのではなく「わかる・わからない」の基準で戦っている。

 

「いや知識量も実力のうちだろ!」と言われればもちろんそうなのですが例えば、

『この連携には4発目がある』

『この攻撃のあとには中段と下段がある』

『この技をガードすると実はこっちが不利フレームだ』

などという知識差を試合中にひっくり返すことは困難です。

なのでみんなやられて、ボコられて、調べて、少しずつ学習していく。

わからなかったことが少しずつわかるようになってくる。

 

そうしてお互いのやることが「わかる」ようになって「読み合い」になった時、格ゲーは最高に楽しいゲームです。

けど大抵のプレイヤーは自分が何をされてるのかわからず敗れ、さらにそのうち何割かは「このゲームつまんねええええええええ!!!」と言い、さらにそのうちの何人かが

「格ゲーは衰退しました」とかラノベのようなことを言い出します。

 

この「強い・弱い」の前に「わかる・わからない」を超えるのが困難なのが

格ゲーというゲームの最大のハードルであるように思えるのです。

(ちなみにその次には「できる・できない」のハードルがある)

 

とするならば格ゲーにおける強さ比べとは、お互い何もわからないことがなくて、双方すべての手札を開示したうえでの領域でしか発生しえないのではないか?

そんな気がするのです。

 

ちなみにプレイヤーには相手が「あ、この技わかってないな」て気づいた時に

「フン・・・この技知らんか・・・これで勝ってもしょうがねぇな・・・萎えるからこの技振るのやめよう」

ていうストイックなタイプと

「こ、こいつこの技知らねwwwwwwwww一生入るおもしれえええええええええええええええええええええええええええええええwwwwwww」

てなるモヒカンタイプがいます。

俺は圧倒的に後者です。

 

少し横道にそれましたが、なのでこの知識差をなんとか無くすとまでは言えなくても軽減する方法がないものか?と考えてみました。

 

スト6の実況機能。

試合を盛り上げてくれる素晴らしい機能ですが、あれにアドバイスに特化したモードを追加するのはどうでしょう?

 

「この連携には4発目があるぞ手を出すなアアアアアアアアアアッ!!!!」

「この攻撃のあとには中段と下段があるゥゥッ!!!しゃがむか立つかするんだアアアアッ!!!」

「この技をガードすると実はこっちが不利フレームだ!!!やはり手を出すなァアアアアッ!!!!」

 

・・・自分で書いててモニターぶち割りそうになりました。

俺程度が解決できることなら誰も、苦労、しない。

 

(終わり)

 

 

あんた、ハゲとる?

先日、超久々に姉(キレ痔)からLINEが来た。

 

なんだなんだ久々にかわいい弟と会話したくなったかと思ったら

ただ一言、

 

『あ ん た 、ハ ゲ と る ?』

 

 

・・・この女のこういうところが昔から大嫌いだった。

意図はわからんがなんというデリカシーのない質問だろうか。

 

確かに俺は10年ほど実家に帰っておらず、なるほどハゲててもおかしくない年月が

たったのかもしれない。

だからといって普通そんなこと聞くだろうか!?

 

誓っていうが俺はハゲてない。ハゲてはいないが、もし俺が実際にハゲてて、しかもそれを気に病んでいたらとは考えなかったのだろうか?

そんなことにすら頭が回らない無神経さが姉(キレ痔)にはあった。

 

「ハ、ハゲとらんよ!なんやその質問!ハゲてたらどうするのさ!?」

 

意味がわからないので怒りを我慢して俺は冷静に返信した。

 

すると姉(キレ痔)の返事はこうだった。

 

『いや、うちの息子が見た目も声も性格もあんたによく似ててさ、

そんで旦那も旦那の親もハゲとるからあんたどうなのかーて笑』

 

何が笑だクソババァと俺はスマホを床に叩きつけたい衝動に駆られたが要するに姉(キレ痔)の意図はこうである。

旦那も旦那の親もハゲてるから、息子が将来ハゲるかハゲないかを容姿がよく似た俺で

占おうというのである。

 

我が姉ながらなんと情けないことだろうか。

 

第一そもそも男の価値はハゲるとかハゲないとかで決まらない。(ゲームの上手さで決まるのだ!)

見た目は大事だし場合によっては全てかもしれないが、人は欠けた何かを違う何かで補える生き物である。

ハゲたからなんだ!?頭から違う何かが生えてくるかもしれないじゃないか!

 

第二に見た目重視としてもハゲててもかっこいい男など山ほどいる。

ブルース・ウィリスジェイソン・ステイサムジョン・マルコビッチ・・・

全て外国人だ。日本人だと・・・いしだ壱成とか!

逆に言うならハゲてなくともかっこ悪い男は星の数だ。

髪の毛などキャラクリの1要素でしかなくそこで勝負は決まらないのである。

 

そして最後に、これが1番重要だがお前のその

『私の息子将来ハゲるかも・・・』

という視線が何より息子の頭皮に悪いとなぜ気づかん!?

子供は無条件に親に愛されていると実感してこそ自信を獲得しまっすぐ育つ。

「お母さんは僕がハゲたら僕を愛してくれないかも・・・」

という思いがプレッシャーになり逆に息子がハゲる確率をあげているのだ。

ハゲたらハゲたままを愛し、学校に送り出してやればいいのだ。それが母親だろう!?

 

という1000文字に迫る熱い説教のすべてをのみこんで

俺はただ

『完全な運だ。トリートメントとか髪洗ったあとドライヤーとかなんも関係ない。

多分遺伝すら関係ない。完全な運だ』

とだけ返信した。

 

ハゲるとかハゲないとかに価値を置く。

それこそがハゲた考えだとわからない女にこれ以上話すことなどない。

 

最後に

「で、息子があんたに会ってみたいていうんやけど笑」

と返信が来た。

 

俺は「いやだ」と返した。

 

(終わり)

格ゲー同担拒否

どうも。誕生日を迎えたのにグラブルからしかおめでとうと言ってもらえなかったお隣です。真の仲間は空にいる!

 

さて、それはいいとして(よくない)

最近はKOFという格ゲーにハマっています。

あの3人キャラ選んで1チーム作るという、ストリートファイターに次ぐ歴史を

持つあれですね。

 

で、僕は誘われて始めた後発だったので周りの人とキャラが被らないように気をつけました。

やっぱりせっかくいっぱいキャラがいるゲームだから周りの人にもいろんなキャラと対戦して楽しんでもらいたいなっていう思いがあっt・・・

 

全 て 嘘 だ

 

俺はそもそも格ゲーにおいては同担拒否である。

鉄拳でランクマやっててもミラーマッチなどもっての外。

なまじ「ランクマで極力逃げない」という変なポリシー持ってるだけに同じフェン使いなどに当たると

「俺は逃げん。逃げんから頼む!アンタが逃げてくれ!!!」

と祈るばかりである。

 

なんていうか同キャラ対戦てつらい。

まずお互いがお互いの戦法や弱点を知り尽くしてるのがつらいし、

負けた時なんの言い訳もできないのが何よりつらい。

「ああ、俺の人生はこいつより格段に間違っていたんだ・・・」

ていう気持ちになる。

 

というわけでKOFでも周りの使用キャラとキャラランクを目を皿のようにして

見ながら「被らないかつ強キャラ」を探していった。

 

そして出た結論が「庵・クーラ・ジェニー」である。

キャラランク見ても全員上位。そして誰とも被ってない!

 

そうして始まった俺のKOF生活!開始一週間ぐらいで変化が起きた。

 

周 り の 奴 ら が 庵 を 使 い

始 め た

 

俺のプレイを見て興味をもったのか見てられなかったのか。

ちらほら庵を使う奴らが現れはじめた。

 

「オイ!なに庵つかってんだよ!!??庵は俺のモンだろ!?」

 

俺は言った。心の声でなく、実際に声を出して言った。

 

返ってきたのは

「ハァ?庵は誰のモンでもないだろ。俺が本当の庵見せてヤンよ」

という回答である。

あまりの正論に俺は声を失った。

「そうだけど!そこはそうなんだけど!!!!うっうう・・・ううう~!!!!!」

俺は遠藤に裏切られたカイジのような声を出しながら床を転げまわった。

 

思えば格ゲーで自分のキャラやアイデンティティを主張するのってすごく難しい。

みんなどうやっているのだろうか?

 

例えば、面識がなくて恐縮だが

「新宿ジャッキー」や「板橋ザンギエフ」というプレイヤーがいる。

言わずと知れた「土地名+キャラ名」というプレイヤーネームの代表格だが

当時、新宿や板橋に他のジャッキー使いやザンギエフ使いがいなかったとは思えない。

 

「俺だって新宿のジャッキー使いなのに・・・」

 

「俺だって板橋のザンギエフ使いなのに・・・」

 

というプレイヤーは山ほどいたはずである。

そんな中から彼らはどうやって

「お前らが新宿ジャッキーで板橋ザンギエフだ!」

と認められていったのだろうか。

 

可能性は3つ。

 

①たまたま他に同じ名前を名乗るものがいなかった

シンプルだがこれが一番可能性高いだろう。

ご本人が最初にその名を主張して、周りは「じゃあ俺は違う名前で・・・」

と譲っていった形。

そしてのちの戦果でそれぞれの名前が大きくなっていった。

 

②新宿ジャッキーも板橋ザンギエフも他にいたが淘汰されていった

次に可能性が高いのが、他にもいた、いたけど格ゲー力の差により

「新宿ジャッキー名乗ってる奴他にもいるけど、あいつが本物だよ」

「板橋ザンギエフといえばアイツ」

となっていった形。

これだと弱い方は改名せざるをえない。

 

③新宿ジャッキーや板橋ザンギエフを決めるトーナメントが行われた

とあるゲーセンに新宿ジャッキーや板橋サンギエフを名乗る全員が集められ

トーナメントが行われた。バキの大擂台賽編と同じシステムである。

それぞれの優勝者が

「今日からお前らが新宿ジャッキー、板橋ザンギエフを名乗れい」

と認められた。

こうなると名前というよりはもはや称号である。

 

そろそろ怒られそうなので妄想はこれぐらいに留めるが、

当時の格ゲー熱を考えると、キャラと土地を名前に背負い、しかもそれを周りに認めさせるというのは大変な偉業である。

 

そんなことを思えば俺がいおりんをとられたのは仕方がない。

俺にいおりんを主張する力がなかった。

 

来る鉄拳8では

「フェン使いと言えばお隣。もうフェン使うのやめとこ」

とか言われてみたいが、俺の恋にはあまりに敵が多い・・・

 

PS(新宿ジャッキーさん板橋ザンギエフさんごめんなさい・・・)

(終わり)

 

 

 

 

僕とシャドバ

あけましておめでとうございます。シャドバ界の田代まさしことお隣です。

今年も次の日には前言を撤回する生き方で頑張っていこうかなと思いますのでよろしくお願いします。

 

さて今日はゲーム依存について語ってみたいと思います。

何年か前に香川県の県議会でゲームやインターネットを規制する条例が施行されたことで話題になりました。

勿論いちゲーマーとしてはこの条例に大反対ですが、いちゲーム廃人としては

「俺のことも隔離してくれ!!!」という思いがないではありません。

 

やめようとしたんです。

 

何度も何度もやめようとしたんです。

シャドバ。

 

最初は軽い気持ちだったんです。

友達から「すっごい気持ちいいよ!」と勧められたのがきっかけでした(メンコ的な意味で)

 

ところがこのゲーム、勝っても負けても脳にかかる快楽とストレスの塩梅が絶妙で

「次勝ったら今日はやめよう」とか思って勝っても次には「やっぱり次負けたら今日はやめよう」と脳が切り替わってしまいます。

勝とうが負けようが「次勝ったらやめる」「次負けたらやめる」を脳の中で繰り返し、

気がつけば睡眠時間1時間を切ってるみたいな生活に陥ってしまいました。

 

「このゲームは駄目だ。頭おかしくなる」

そう考えた僕はゲームをアンインストールしました。

シャドバを遠ざけることに決めたのです。

 

そしたら体に異変が起きました。

 

手が震えるのです。

 

何をしていても考えるのはシャドバのことばかり。

働いてても友人と遊んでいても「このカード入れてあのカードの枚数削ったら

いいんじゃないだろうか?」みたいなことばかり考えてしまうようになりました。

 

僕は耐えきれずシャドバを再インストールしてまた猿のようにプレイしました。

 

そうやって今度はアンインストールと再インストールを繰り返す日々を続けるうちに

僕はまた

「このゲームは駄目だ。頭おかしくなる」

という考えに行き着き、一大決心をしました。

 

カードの全分解です。

今まで溜めに溜めたカード資産をすべて分解して、そのうえでアンインストールしようというわけです。

これなら復帰したくてももうカードがないので復帰できません。

 

実際、この試みは上手くいき僕はしばらく平穏で健康的な生活を取り戻しました。

 

肌つやはよくなり、周りからも「最近明るくなったね!」と言ってもらえるようになりました。

 

でも悪魔はすでにその手を僕に伸ばしていました。

 

家に帰るとツイッターに一件のDMが。

 

 

なんでも麻薬の売人は薬物中毒の治療・更生中の人の家の郵便ポストに

そっと麻薬を置いていくそうです。

これはそれと同じです。

 

「シャ、シャドバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

僕の頭はまたおかしくなりました。

 

砕いたカードもなんのその。新弾キャンペーンでけっこうカードもらえるから

案外1デッキぐらいは作れちゃうのです。

1デッキあれば猿のようにランクマ回すには充分、いやむしろ砕いたカードを取り戻すように僕はよりシャドバにのめりこみました。

 

「もう駄目だ、おしまいだ。僕はシャドバに殺されるんだ」

 

そんな絶望が心をよぎった瞬間、突然奇跡的な秘策が頭に舞い降りてきました。

 

僕は今シャドバをほとんどやっていません。

たまに遊びでやるけどそれでも一日5試合内ぐらい。

充分健康的と言えるでしょう。

 

僕を救った秘策。

 

そう、グラブルです。

 

僕はグラブルに復帰しました!

 

毒を以て毒を制す。

シャドバのことしか考えられなかった頭は今やアゴ弓とイーウィアビークのことしか考えられなくなり、毎日がとても充実しています!!!

 

ありがとうグラブル!!!

 

ありがとうサイゲ!!!!!

 

 

おれは / しょうきに / もどった !

 

(終劇)

 

 

 

 

 

俺のキャラ最強になってた伝説

『弱者だから不平を言うのではない。不満をこぼしたいからこそ弱者の立場に身を置くのだ。彼らは望んで「弱者」になるのだよ』

タクティクスオウガ・二人のランスロットより抜粋)

 

どうも。気がついたら最強キャラということになっていたフェン使いのお隣です。

 

うっすらとした恐怖は少し前から漠然とあった。

しかしとうとう恐れていた日が来てしまったという感じである。

 

まず鉄拳がわからない人のためにフェンというキャラを簡単に説明すると、

豊富な切り返し技があり、二択・スカ確・置きの3すくみもそれなりに優秀。

そのかわりコンボの運びと火力がなく、まさに「器用貧乏」といった感じのキャラクターでキャラランクも下から数えたほうが早い、というのがここ数年のフェンの評価だった。

それが直近の数回のアプデで火力とコンボ運びとちょっとおかしなパンチさばきの強化などを受けいい感じの「強キャラ」という評価になっていった。

ここまではよかった。もっとぶっ壊れていた(と思われてる)キャラがいくらでもいたからだ。具体的にあげるとリディアやデビル仁、ファーカムラムなどである。

 

かくいう俺も対戦では

「ハイハイハイハイデビ仁!カムラム!!!強いでちゅねー-wwwお前じゃなくてキャラがなぁああああああああああああ!!!!???」

というふざけたメンタルで対戦し、

リディアに至っては個人的につけてる攻略メモに「アプデで調整されるまで向き合う必要なし」とかイカれたことがドヤ顔で書いてあった。

もちろんそんなわけねーのである。

リロイジャパンの時と同じで連中の強さの中身も本質も全く知らない。

ただ誰かが作ったキャラランクを鵜吞みにして思考停止してるのだ。

「あいつらは最強キャラだから」と。

 

さて話をフェンに戻そう。

フェンの評価が高まっていったのはパキスタンの強豪アルスラーン・アッシュ選手がフェンをキャラランク上位に据え、さらにプロゲーマーのノビさんがフェンをメインキャラにし始めたあたりからだったと思うが、急激に変化したのはここ数日である。

 

まず世界一の格ゲー大会であるEVO2022で韓国の英雄・膝さんがフェンで優勝した。最高峰のメジャー大会だったし、かなり強い勝ち方だったのもあってランクマにはフェンが急増したように見えた。

 

だが、そこまででもまだよかった。

動画を見てみればわかると思うがあんな勝ち方は膝さんしかできない。

俺がマネしたら鉄拳王から煌帝まで6段階降格した。

 

決定的になったのは昨日。

1年ぶりの大型アプデの日である。

 

おそらく鉄拳7最後のアプデであり、「このバージョンで新作までしのいでね」という鉄拳7というゲームの完成の予感をみんな感じていたことだと思うが、

 

こ こ で 上 位 陣 が の き な み お し お き を さ れ た

 

リディア、デビ仁、カムラム、ギース、ジュリア、リロイ・・・

ランクマや競技シーンで綺羅星のごとく大活躍していたキャラ達が

みんな強さの根幹を奪われるようなキッツイおしおきを受けた。

カムラムに至っては何をガードされても浮くという星のカービィみたいな存在になってしまった。

 

では次の「最強キャラ」は誰か!?

 

そう、ここで矢面にたったのがご存じ我らのフェンである。

 

フェンはフェンでWPのノーマルヒット弱体など下方修正組なのだが、

いってしまえばそれだけだった。

他の上位陣がくらったおしおきに対して圧倒的に下げ幅が軽く、相対的に

「最強」という評価になった。

 

雨の日も風の日もフェンでゲームしてた俺などからすれば

「なぜ自分なのですか?」

魔法科高校のお兄様のようなことを言いたくなる事態である。

 

だ っ て 最 強 キ ャ ラ て つ ら い

 

まず勝って当然という空気が辛い。

今まで俺が「ハイハイリディア強いでちゅねwwwww」みたいに思ってたことが

「ハイハイフェン強いでちゅねwwwww」みたいになるということである。

俺がどんなに頑張って勝っても「あいつは強キャラ使いだから」と切り捨てられ、

「アプデが来るまでフェンと向き合う必要なし」とか攻略メモに書かれたりしないだろうか!?

 

次にフェンの使用人口が増えるのが辛い。

なんだかんだ弱いとされてた時代でも「でもそんなフェンを使ってる俺!ウフッ!」

というひそかな自慢というか誇りがあった。

それが最強キャラとなると当然みんな使い始め

「ああ、あいつフェン使いか。プライドねーのかよこの強キャラ厨が!!!!」

ということになりはしないだろうか!?

そもそも俺は同担拒否だ!!!!!アイデンティティが崩壊する崩壊する。

 

長くなったが結局何を言いたいのかというと

 

み ん な フ ェ ン に 石 を 投 げ る の は や め よ う

 

そもそも今回の調整は尖りすぎてた部分を丸くする調整であり、今までのような

理不尽なキャラ差がなくなったバージョンといえる。

どんなに足が速いやつを集めても必ずドベが生まれるように、

どんなに足が遅いやつを集めても必ずトップは生まれるのだ。

それが今回はフェンだっただけだ!!!

 

なにより自分を守るためにそうすべきだと思う。

次に「最強キャラ」になってるのはあなたのキャラなのかもしれないのだから。

 

(終わり)